『UOL Esporte』は23日、「イタリア・セリエAのインテルは、ブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザを中国の江蘇蘇寧に貸し出そうとしている」と報じた。
昨年夏に行なわれたリオ五輪でブラジルの優勝に貢献し、その後インテルに2950万ユーロ(およそ38.6億円)で移籍することになった『ガビゴウ』ことガブリエウ・バルボーザ。
しかしイタリアではほとんど出場機会を与えられず、今季はポルトガルの名門ベンフィカに貸し出された。
ところがそこでもチャンスはほとんどない状況となっており、時々途中出場でサイド起用される程度である。
それを受けてインテルは、ベンフィカとのローン期間を短縮したうえで、1月からは同じ蘇寧グループが経営する江蘇蘇寧に貸し出したいという意向を示しているようだ。
また、その代わりにブラジル代表MFラミレスを借り受けるというトレード的な取引を提示しているとのこと。
だが、ガビゴウの代理人であるキア・ジューラブシャンやジュリアーノ・ベルトルッチらは「選手はブラジルへの帰国を望んでいる」と発表しており、中国でのプレーは好んでいない様子。
とはいえ、古巣であるサントスは以前彼の獲得は難しいと話しており、希望が叶えられる可能性は高くないようだ。