史上最大の音圧

そして、第2試合は1日目でPK負けとなっているテゲバジャーロ宮崎、そしてPK勝利したアミティエ京都の対戦。

市原サポーターがある程度帰ってしまったとはいえ、観客数は公称1200人ほど。なかなか素晴らしい環境でのゲームになったぞ。

アミティエ京都側のスタンドに向かうと、そこにはすごい数の「助っ人」が!

彼らはアミティエ京都がグランドを借りて練習試合をしたという暁星国際学園高校の皆さんだ。ありがとう!誰だい学徒動員なんて言うのは!強制性はないよ!

数倍の音圧を得たアミティエサポーターの応援も、流石に走力を武器とするチームだけに連戦の疲れがあるか、セカンドボールが思うようにキープできない展開。

チャンスを得る宮崎は、前の試合で出場停止だった「デカモリシ」こと森島を前線に配して、彼に当てて裏を狙っていく。オフサイドを恐れず、これを執拗に使ってきた。もちろんサイドからのクロスにも怖さがある。

苦しい状況ではあったが、アミティエは徐々にボールをキープすることができるようになり、42分には途中出場で入ってきたばかりの井ノ内が先制点!右サイドでの粘りからのクロスという、アミティエらしいプレーでもあった。

だが、パワーバランスがはっきりしない状況の中、後半に大きな流れを引き込んだのは宮崎だった。

76分、ペナルティエリアでの混戦状態から宮崎が再三のシュート!アミティエは体を張って粘るも、最後は藤岡が押しこむ。

そしてさらに80分には左サイドからの近藤のクロスボールを、藤岡がダイビングヘッドで合わせる!

決して優位に立っていたといえる状況ではなかったが、この数分の「流れ」をものにした宮崎が、リードを守って2-1での勝利を収めることになった。

学徒動員によって史上最高の音圧を得たアミティエであったが、残念ながら勝ち点を手にできず。

ただ、PK勝利で2ポイントを得ているため、3日目にコバルトーレ女川を90分で破れば2位以内は確定する立場だ。

もちろん地元VONDS市原も90分で勝利をすればJFL昇格圏内が確定。女川と宮崎が一歩リードも、何も決まらない中で迎える3日目には注目だ!

さあみんな、明日はゼットエーオリプリスタジアムに急げ!

25日は松本社長の誕生日!アミティエは勝利でJFL昇格とともにハッピーバースデイを歌えるだろうか?

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