2位 イスコ(レアル・マドリー/スペイン代表)
マラガでの活躍により、イスコのスーパーな素質に誰もが気付いていた。だが、レアルで定位置を確保できなかったことで、その成長は妨げられた。
その後、史上最高の攻撃的MFだったジダン監督のもとで才能を開花させると、チームで最も重要な選手になった。
さらに、ジダンは戦術を微調整して、イスコに“ダイヤモンドの頂点(中盤の形)”を託した。そこからは、指揮官がいかにその才能を高く評価しているかが窺い知れる。
1位 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー代表)
今季、グアルディオラ監督は彼のポジションを少し下げる決断をした。それはチームのビルドアップにもっと絡ませるためのものだった。
最初の3試合はゴールもアシストもなく、機能しないように見えた。だが、それ以降はこの戦術的な変更はハマり、デ・ブライネは輝くことに。
彼を『10番』から『6番』の位置へコンバートしたことは、ペップの見事な手腕によるものだ。それによって、1試合平均のパス成功率は昨季以上の数値を叩き出している。
また、チャンスメイク力に対する弊害にもなっておらず、今シーズン彼以上のチャンスクリエイト数をマークしているのはネイマールだけだ。