『Mirror』は6日、「レスター・シティに所属している世界一リッチなサッカー選手を紹介する」と報じた。
有名な話であるが、その選手はファイク・ボルキアー。今年19歳になる、アメリカ生まれのブルネイ代表FWである。
ニューベリーのユースで育成されたあと、サウサンプトン、アーセナル、チェルシーの下部組織を経験し、2016年からレスター・シティでプレーしている。
彼は200億ドル(およそ2兆2500億円)以上の資産を持つ、ブルネイのハサナル・ボルキアー国王の甥である。
ファイクの父ジェフリはブルネイ投資庁のトップであり、15年で100億ドルを市場で動かしてきた。自動車、時計、ペンなどでひと月に3500万ポンド(およそ48.28億円)を使ったこともあるという。
50歳の誕生日には1250万ポンド(およそ17.24億円)を費やしてマイケル・ジャクソンのプライベートコンサートを開いた。また、所有する車はベントレーやフェラーリ、ロールスロイスなど実に2300台に近いとのこと。
そのような環境の中で育ったにもかかわらず、なぜファイクはサッカー選手としての道を歩んだのか。彼は以下のように答えたという。
ファイク・ボルキアー
「物心付く前からサッカーをプレーしてきた。そして、僕はいつも外に出てボールと戯れていたんだ。
両親は常にサッカー選手になるという僕の夢をサポートしてくれている。
彼らは、小さな頃から精神的にもフィジカル的にも僕を鍛えてくれたよ。僕のお手本だったと言わなければならない」