キャンプ会場ってどんな感じ?
意外と知られていないが、沖縄はサッカーグラウンドが充実しているのが大きな特徴。芝の状態も良いピッチが県の中にいくつもあり、Jリーグのキャンプが沖縄で開催される所以の一つになっている。
しかし、ほとんどの施設が市が所有するものであり、周辺施設はハイグレードと呼べるものではなく、どこか懐かしさを覚えるところも多い。
今回、訪れた会場も建設途中の観客席であったり、案内場もボランティアスタッフの仮設テントであったり…と、古き良きサッカー黎明期を感じさせてくれた。
また、専用の練習場も存在するが、公園の中にグラウンドが併設しているケースが多いのも沖縄の特徴だ。
いずれのキャンプ地にも“温かさ”や“のどかさ”が漂っているが、それはこの環境が生み出したものだと言えるかもしれない。
ちなみに一口メモになるが、キャンプ地の駐車場は無料開放されているものばかりである。
少なくとも我々が訪れた会場は全て無料で、駐車スペースも十分すぎるほど用意されていた。
各クラブの練習場を訪れたことがある人間にとってはこれは驚くべき良ポイントで、車で各地を回る人間にとっては、最高の条件と言えるだろう。