忘れてはならない重要なこと?
地理的な問題などでなかなか見に行くことが難しいチームや選手を気軽に見られ、練習のみならず試合観戦も無料。さらに、ファンサービスも期待でき、おまけに車で会場に訪れても駐車場代はかからない…となれば、サッカーファンにとっては一種の楽園と呼べる「Jリーグ沖縄キャンプ」。
しかし、最後に一つ忘れてはならないことを伝えておきたい。
それは多くの会場でフード系の施設が不足しているという点だ。自販機しかない会場は多く、周辺の飲食店も充実しているとは言い難い。
「お腹がすいたけど、現地に行ったら何かあるだろう…」と乗り込んでバカを見ないようにだけはして欲しい。
おススメ店:MEXICO(メキシコ)
では、上記のようにならないようにするには、どうすれば良いのか。それは至って簡単。道中でしっかりと準備するだけの話だ。せっかく沖縄に来たのだから地元の美食に舌鼓を打とう。
今回は訪れた「沖縄経験者」である編集部の一人がオススメする「キャンプウォッチャー向け」の一店を紹介する。
それは 沖縄県宜野湾市伊佐3-1-3 にある、タコス専門店の『MEXICO(メキシコ)』である。
MEXICOは、正真正銘タコス一本で勝負する、地元民のみならず観光客にも既に知られている名店だが、Jリーグキャンプ組にとって嬉しいのが、テイクアウト可能なところ。
58号線沿いにあり、那覇市からの道中であれば、宜野湾市、沖縄市、うるま市、読谷村のキャンプ場に訪れる際に寄りやすいエリアにある。
ここのタコスは、一般的なパリパリの生地ではなくもっちりとした食感が特徴的で、具は細かめのミンチに、レタス、チーズ、トマトとシンプルな組み合わせ。
辛味と酸味が絶妙に混在するサルサソースも最高のアクセントになっている。
なお、1人前は4ピースだが、その食べやすさから一瞬で胃袋に入ってしまう。成人男性であれば、2人前を注文しておくのが間違いない。
また駐車場が店に隣接しているが、その台数は少ないため、テイクアウト時には予め電話で注文しておくのも一つだ。
「沖縄って、ソーキそばぐらいしかないんじゃ…」と決めてかかっている方も、沖縄を訪れた際には是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。
(取材協力:沖縄SV)