まず思い出されるのがこれだろう。
2013-14シーズン、当時バルセロナに所属していたブラジル代表DFダニ・アウヴェスのもとに、1本のバナナが投げ入れられたシーン。
Watch: Barcelona defender Dani Alves delivers perfectly nonchalant riposte to racist fan
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— The Telegraph (@Telegraph)
2014, 4月 28
明らかに人種差別的行為を表すバナナを、アウヴェスはなんとパクリ。
さらにはバナナの皮をポイッと放り投げ、何事もなかったかのようにコーナーキックを蹴ったのだ。
試合後、アウヴェスは自身の行為について、「笑ってやらないといけない」とコメント。愚かな態度をとる観客を冷笑するかのような、毅然とした態度をとった。
そしてこのニュースを見た世界中のフットボールファミリーが、ダニ・アウヴェスの意思を尊重し、バナナを片手に写真を撮り始めたのである。
サッカー界が人種差別に「NO」を示した象徴的な出来事として今も記憶されている。