『L'Equipe』は12日、「ギリシャリーグが無期限で中断された」と報じた。
先日行われたPAOK対AEKアテネの試合で大きな事件が発生したギリシャリーグ。
審判の判定に不満を抱いたPAOK側が激しい抗議を行い、会長のイヴァン・サヴィディス氏が拳銃を持ってピッチに入ってきたのだ。
AEK側はこれらの行動を批判しており、ギリシャ政府もこれらの示威的な動きを問題視した。
そこで今回ギリシャのスポーツ大臣を務めているヨルギオス・ヴァシリアディス氏は重い処分を下すことを決めたとのこと。
月曜日にアレクシス・ツィプラス首相との会談を行い、ギリシャリーグ自体を無期限で中断することに合意したという。
この両チームは今季複数回のトラブルを起こしており、リーグ自体も多くの暴力事件が発生していた。
それを受けて政府は決定的な改善策を求め、リーグ自体の開催を止めるという荒療治に出たとのことだ。