「3年日本にいますけども、このチームに勝つ文化を植え付ける努力をしてきました。

日本人は勤勉性と規律さはすでに持っていました。ただ戦術的、フィジカル的にトップで準備しておかなければいけない。メンタルもかなり準備しておかなければいけない。我々はかなりのことを把握していますから。

ものすごく強い力を持って我々が希望を掴みに行くということをしなければいけない。そのためにトレーニングをし、準備をしていかなければいけない。つまり、どんなに小さなことにも準備をしていくということです。

1月当初からいろんなスタッフがいろんなところで仕事をしてきてくれています。我々が思っているのは、我々は希望を掴めるだろうということです。

本大会に行って、我々が一番弱いものを晒してはいけません。日本が希望を持つということを私は信じています。そのためにトライをして、そのための選手を選ぼうと思っています。

ワールドカップは本当に高い要求をされます。その要求に応えれば良い結果が得られるでしょう。選手もそういった責任感を持って臨まなければいけないと思います。勇気を持ってその希望を掴みにトライするということです。

今回のフレンドリーマッチもそのつもりで行います。本大会まで5試合準備をするつもりです。

そして、グループリーグで戦う相手に似ているチームを探していきます。そしてワールドカップで結果を出しにいくと。マリは今回セネガルに似ていると思いますし、ウクライナはポーランドに似ていると思います。

セネガルのマネやポーランドのレヴァンドフスキはもちろんいないんですけど、ただそういった選手に近い選手はいますから、しっかり強い気持ちを持って本大会のような気持ちでこのフレンドリーマッチを行わなければいけない。

そしてこのフレンドリーマッチで良い結果を出したいなと思っています。そして勝ちたいなと思います。

では、いつものようにここにリストを持ってきました。

多くの怪我人がいると思いますけど、海外にしろ国内にしろですね。

それからなかなかプレーの機会を失った選手もいますよね。クラブの中でグループにも入れてもらえないという状況の選手もいます。

例えば、浅野とか井手口は私にとっては悲しい出来事です。最終予選のオーストラリア戦でヒーローでもあったこの二人ですけどね。現在の状況は彼らを難しくしていると思います。

今回は彼らはリストに入っていません。この状況が続けば、本大会でもリストに入らない可能性があります」