「それから選手のチョイスの話になりますけども、いろんなポジションごとに新しい選手を呼ぼうと思っていますし。今回の合宿は、役割を完璧に遂行してもらないといけないということもありますから。

皆さんもよく分かっていると思いますけど、私やスタッフは国内も海外も見に行ってます。ただ我々の分析では、現段階では本大会に向けてまだトップパフォーマンスになっていない選手が多いのではないかなということです。

そういったことで今必要な選手を考えて、それからそういった選手にトップパフォーマンスに戻ってきてほしいというメッセージを込めてのチョイスを今回やっています。

本大会に向けて2、3週間の準備で終わりっていうわけではないですからね。直近の6ヵ月が大事ですから。

パフォーマンスを保って、それからハイペースのリズムを保って、高いレベルの試合を継続するというのが大事です。

ロシア本大会では日本代表はたくさん走って、かなり速く走ってというのが要求されます。リズムの変化が必要な状況になります。

今回、26人を選びました。

前回の合宿でもそうでしたけど、だいたい2、3人は怪我をしますから。それから長い移動もあって疲労回復も難しいというのもありますからね。

それから、最終リストに入れるべきかどうかの見極めもしていかなければいけないということですから。

私が就任してから、かなりの選手にチャンスを与えてきました。資格がある選手であればもちろん最終リストに入ると思いますけども。たくさんの選手にチャンスを与えてきたつもりです。

ゴールキーパー:

川島 永嗣(メス/FRA)
中村 航輔(柏レイソル)
東口 順昭(ガンバ大阪)

キーパーは三人ですね。

ただ、現段階のパフォーマンスに全て満足しているというわけでありません。もっともっと向上してほしいなと思っています」