親愛なるケンギズ様
貴殿のチームに所属する長友佑都選手を日本代表チームに貸し出してくれたことに関して、思いやりのあるご理解とご協力に心からの感謝をお伝えします。
ロシアワールドカップに向け5月20日から行われる次のトレーニングキャンプについては、最終的な23人のメンバー発表に関するスケジュールは未定です。
スケジュールが確定する5月の最初にお知らせします。
我々は貴殿のクラブと素晴らしい関係を維持できることを願っています。今後とも、日本代表チームに対するご協力やご理解を宜しくお願いします。
ガラタサライの大きな成功と繁栄を願っています。
敬具
ガラタサライはこのレターを紹介しつつ、公式サイトで「こうしたやり取りがトルコと日本の関係を強化する」と記した。
Nagatomo Türk-Japon Dostluğunu Pekiştiriyorhttps://t.co/cIVZxkhGgu pic.twitter.com/JartK2fQDb
— Galatasaray SK (@GalatasaraySK) 2018年3月29日
代表チームとクラブチームは選手の貸し借りを巡って対立することもあるが、誠意ある対応で今回のように良い関係を築くこともできるというのがよく分かる。
こうしたリリースが公開されることはきわめて珍しいが、我々の知らないところで選手を上手く借りるための努力をJFAがしているということを我々はより知っておくべきだろう。