(イタリア、フランス、イングランド、どこに近い?)
「『国境近くに住んでいるよ』と言おうか。重要なのは僕がいい調子であることだ。そんなときにはどこに行っても違いを作れる。
ニースに行くこともリスキーな選択だった。なぜなら、平凡なチームだったからね。
ミーノ・ライオラ代理人は『リヴァプールとミランであったような怪我の問題が起これば、トップレベルに戻るのは難しい』と言った。
しかし僕はいい感じだし、うまくやれたよ。
練習のルーティーンを変えた。ピザも食べなくなった。クリーム系のパスタも、プロシュート(生ハム)もね。ダイエットのために」
(ライオラは『バロテッリは1億ユーロ(およそ130億円)の価値がある』と言っていた)
「誰にも1億ユーロの価値があるとは思わないよ。この4年間、大きな移籍は狂った人物によって行われた。
ミーノが言いたかったのは『数名の選手はこれくらいで買われたが、バロテッリも同じレベルにある』ということだよ。
誰もが僕をバーゲンで手に入れられる。なぜならニースとの契約は6月で切れるからね。フリーエージェントだ!
自分で価格をつけられるなら、これまでで最も高くなるだろうね。ゴール数が物語っているよ。
僕のやっていることは、世界のトップ10に入っていると思う。
クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシは別のレベルにあるが、ネイマール、グリーズマン、パウロ・ディバラとは同程度だ。
彼らはちょっと先にいるが、それはタイトル数が多いからだ。ディバラは2回チャンピオンズリーグ決勝に進んだが、僕はそうではないからね」
僕はディバラやネイマールと互角…自信に溢れる「新生」バロテッリ
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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