ロシアW杯欧州予選では所属したグループGを、10戦全敗に終わったリヒテンシュタイン代表。UEFAの中でもかなりの弱小国だが、かつて2006年W杯欧州予選では、ほぼベストメンバーのポルトガル代表を相手に2-2で引き分けた経験を持つ国だ。
そんなリヒテンシュタイン代表が3月に新しいユニフォームをリリースした。この2018年モデルと次の2020年モデルは、UEFAの支援を受けてMacronのキットを使用することが既に決まっている。
Liechtenstein 2018 Macron Home
今回のMacronと同様の理由で使用していたadidasからのサプライヤー変更となった、最初のユニフォーム。色は伝統的に使っているブルーを継続している。前面のグラフィックが特徴的だが、これはリヒテンシュタインの名所「ファドゥーツ城」を描いている。
背面はシンプルにブルー一色。袖口や裾部分にはホワイトの差し色を配した。
リヒテンシュタイン代表はエンブレムにサッカー協会のそれを使わず、国旗に描かれている王冠を配する。王冠を載せたエンブレムのデザインは数多いが、王冠をまんま使うのはリヒテンシュタイン代表くらいだろう。