ユヴェントスはイタリアを代表する名門である。
セリエAでの優勝回数は35回と最多であり、UEFAチャンピオンズリーグで7回決勝に進出している。しかし、カルチョ・スキャンダルによりリーグタイトルは2度剥奪され、CLでは7回のうち5回で準優勝に終わっている。
インテルのサポーターはそうした事実を偽装しようとするユヴェントス(もちろんこれはインテル側の解釈ではあるが)を、嘘をついた結果鼻が伸びたというピノキオを使って痛烈に風刺したというわけ。
「35」や「7」は上述した数字を意味し、ロバになってしまった仲間は「オレたちはセリエBに降格したことがない!」と話している。
伸びきった鼻でビッグイヤーを掴もうとしているのは、インテルファンから見た強欲ぶりを表現したのだろうか?
いずれにしても、「これぞ海外」ということを思わせるような挑発的なゲームフラッグであった。