あらゆる感情を口に出して、この素晴らしき日を要約したいが、私は冷静さと幸せと、満足感を持って臨みたい。
これは素晴らしい旅の終わりだ。私を気にかけてくれた人々と共有できたことは、十分に幸せだった。
毎日それを感じていた。その愛のために戦い、ベストを尽くそうとした。
土曜日はユヴェントスでの最後の試合になるだろう。素晴らしい冒険の終わりにふさわしいと思う。2つの勝利をもって締めくくれるのはね。
それは本当に重要なものだ。アンドレア(アニェッリ)、そしてユヴェントスの人々との関係の結末としてね。
自分のベストのパフォーマンスが出せなくなることを恐れていたが、ユヴェントスのレベルにふさわしいものを表現できたことを誇りに思っている。
これは最大の達成感であるし、自分が幸せな男になったと思える理由だ。
スポーツマンがこのようなレベルに達することは、当然のものではないからだ。
ユヴェントスの家族たちに感謝したいよ。彼らは私に信念、メンタリティ、そしてパフォーマンスの面で成長することを促してくれた。
40歳でもこのレベルでプレーできたのは、ユヴェントスのおかげだと信じている。世界のどことも違う仕事だった。
この哲学が私をも育ててくれたし、将来にも役立つと確信している。サッカーを終えたあともね。結果に繋げる、ハードワークを喜びに繋げる、自分を限界まで駆り立てる、全力を尽くすための唯一の道だと確信している。
数々のトロフィーを別にして、それはユヴェントスから受け取った最大の贈り物だ。私は永遠に感謝しているだろう」
退団発表のブッフォン…ユーヴェから受け取った「最大の贈り物」とは
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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