グラニト・ジャカ
スイス代表
アーセナル所属
MF
No. 10
1992年9月27日(25歳)
ブラジルとのドローゲームで非常に印象的なプレーを見せた、ヴァロン・ベーラミ、シェルダン・シャキリを取り上げたいところだが、彼らは第一戦の注目選手として既に紹介してしまったので割愛。ここでは前述のベーラミの横で「コンダクター」として左足を振るう、グラニト・ジャカを取り上げたい。
ブラジルとの試合を目にしたものならば、「なぜ彼を選出するのか?」という疑問が浮かぶかもしれない。
目立った活躍が見せられず、簡単なパスでもミスが見られるなど、昨シーズン終盤から続く不調から脱せていない様子が伺えたからだ。
しかし、スイスでは貴重な「メッセージ付きのパス」を供給できる選手だけに、第二戦目では奮起を期待したいところ。
逆に考えれば、彼に復調の兆しが見られない場合は、セルビアの守備組織攻略にスイスが苦戦する姿を容易に想像できる。