セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ

セルビア代表
ラツィオ所属
MF
No. 20
1995年2月27日(23歳)

初戦のコスタリカ戦は主将コラロフの「キャノン砲」で試合が決したが、90分を通して出色のパフォーマンスを見せたのがセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチであった。

その名前は一度聞いたら頭に残るインパクトだが、プレー自体も迫力満点。190cmを超える体躯を備えながら技術力も高レベルで、言わずと知れた、世界最高ランクの「パワー型トップ下」だ。

まさに弱点が見つけにくいプレーヤーで、代表戦にわずか数試合出場しただけで、チームの主軸に据えられたのも当然の流れと言えるだろう。

「大会終了後にはビッグクラブへの栄転が確実」と噂されているが、彼がいかにしてロシアで暴れ回りステップアップを果たすのかに注目するのも面白いかもしれない。