アクセル・ヴィツェル
ベルギー代表
天津権健所属
MF
No. 6
1989年1月12日(28歳)
今大会のベルギー代表は、個々のタレント力に依存したチーム作りが特徴的で、タレントたちのその日のコンディションでプレー内容も大きく変わる。
パナマとの一戦では「力技」で3-0の大勝を飾ったが、以降の試合についてはどうなるか誰も読めない、という危うさを持っているチームだ。
そこで重要になるのが、チームのバランスを取る役になるわけだが、その仕事を託されているのがアクセル・ヴィツェルである。
元々は攻撃色の強い選手で、ベルギー時代にはサイドでも起用されたほどであるが、徐々にプレースタイルを変化。今や高い戦術眼で「試合のリズムを感じられる選手」へと成長した。
チームの攻撃の核であるケヴィン・デ・ブライネが自分のプレーに集中できているのも、彼のサポートがあってこそだろう。