採点表

コロンビア

4-1-4-1

GK

6.5 ダビド・オスピナ

DF

6.5 ダビンソン・サンチェス

7.0 ジェリー・ミナ

6.5 サンティアゴ・アリアス

6.0 フアン・モヒカ

MF

6.5 ウィルマル・バリオス

6.0 アベル・アギラール

7.5 フアン・クアルダード(32分out)

7.5 ハメス・ロドリゲス

6.5 フアン・キンテーロ(73分out)

FW

6.5 ラダメル・ファルカオ(78分out)

交代

6.5 マテウス・ウリベ(32分in)

5.5 ジェフェルソン・レルマ(73分in)

5.0 カルロス・バッカ(78分in)

寸評

システムを日本戦の4-2-3-1から4-1-4-1に変更し、各ポジションで選手の入れ替えも行ったコロンビアだったが、このペケルマン監督の戦術変更も当たり、ポーランドを3-0で粉砕した。

サンチェスの出場停止で空いたアンカーのポジションにはバリオスを置き、さらにその前にアギラールとキンテーロを配置。キンテーロはインサイドハーフでの起用となったが、アギラール(その後に交代出場したウリベ)がバランスを取っていたため、ある程度自由が与えられた「半トップ下」として大活躍した。

また、右サイドのクアドラードは「対峙するリブスを見ながらもその背後を取るという難しい役割」を遂行し、この試合における最重要攻略を支配。自身もカウンターから自陣から最前線まで全速力で駆け上がり、ダメ押し弾をマークした。

さらに、今大会初めて先発で起用されたハメスは左サイドを起点としながらも、大外のポジションを左サイドバックのモヒカに任せる形で、キンテーロやウリベとの連携から中央エリアにも積極的に進入。ポーランド守備陣にストレスを与え続け、自身もチームの先制点と3点目をアシスト。コンディションが戻ってきたことを証明するかのような圧巻のパフォーマンスであった。

上述の選手を除いても、気の利いたポジショニングでポーランドのパスワークを封じ込めたバリオス、レヴァンドフスキにほぼ仕事をさせずゴールまで上げたミナ、終始ポーランドのDFラインを牽制してゴールシーンでもずば抜けた得点感覚を示したファルカオなど、全体的に好パフォーマンスの選手が続出。

第三戦目は決勝トーナメント進出を賭けてセネガルに挑むが、この好調を維持すれば「最終戦での逆転突破」は十分あり得るだろう。