米本は26歳だった昨年の9月18日(月)に入籍。

3年の交際を経てのゴールインだったと報じられているが、その際、FC東京の公式サイトに以下のようなコメントを寄せている。

「このたび、入籍をいたしましたのでご報告させていただきます。
彼女には昨年のケガの際にもそばで支えてもらい、その支えもあってサッカーを続けることができました。
より一層の責任感を持ってサッカーに取り組んでいきたいと思いますので、引き続きみなさんのご声援をよろしくお願いいたします」

米本といえば日本でもトップクラスのボール奪取能力を誇り、若いころから世代別代表を経験するなど日本を背負って立つ存在になると期待されたが、度重なる大怪我によりここまでの選手キャリアは決して順風満帆なものではなかった。

膝の前十字靱帯を3度にわたって損傷しており、ここ数年は大怪我をしては復活し、また大怪我をしては復活するという繰り返しだった。

そんな米本にとって奥さんの支えは大きかったようで、現在サッカーができているのは彼女のおかげであるという。他のメディアでは、奥さんが米本に「私が働くから」と話したというエピソードも紹介されている。

米本はJ1通算200試合出場を達成した柏戦後、「長かった200試合。今考えると、大怪我を3回してよく200試合出たなという想いがある」とコメントし、「でも本当にこのチームだけで200試合出場することができたことは、幸せなこと」とその喜びを噛み締めた。

そして、度重なる負傷から復活していま再びこうしてプレーできているのは奥さんの存在あってのことなのだろう。

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