今夏のプレミアリーグでは開幕前に移籍マーケットが締め切られた。
ここでは、『sportskeeda』による「チェルシーがこの夏に取り逃がした4人の選手たち」を見てみよう。
ロシア代表MFアレクサンドル・ゴロヴィン(CSKAモスクワ⇒モナコ)
今夏のワールドカップのおけるスターのひとりだったゴロウィン。だが、大会前からすでに彼の株は上がっていた。
夏の移籍市場では、ユヴェントス、チェルシー、モナコがターゲットに。そのなかで、チェルシーがポールポジションにいたとされていたのだが…。
モナコが一気に関心を強めると、結局は3000万ポンド(42億円)で獲得にこぎ着けた。モナコの副会長ヴァディム・ヴァシリエフ氏は、こう明かしている。
ヴァディム・ヴァシリエフ(モナコ副会長)
「本当に複雑だった。正直なところ、この移籍をまとめられるのか、最後まで確信がなかった。
チェルシー、そしてユヴェントスもゴロヴィンに向かっていたからね。
5月初旬には、彼のユーヴェ移籍は完了しているという話も聞いていた。
だが、我々の主要な競争相手はチェルシーだった。
モナコのほうが(CSKAにとって)よりいい条件、ゴロヴィンにとってよりいいプロジェクトを提示できたと信じている。
チェルシーはトップクラブであり、私は大きな敬意を払っている。だが、イングランドチームの中盤は飽和状態だ。
ゴロヴィンは世界のどのトップクラブでもプレーできるようになると思う。
だが、それにはいくらかの時間が必要になるだろう。今は(選手として)移行期だ」