3:イスコに依存しすぎている

フレン・ロペテギがレアル・マドリーの監督になると発表された瞬間、おそらくイスコが中心的な役割を果たすことは公然の秘密になった。スペイン代表でもそうだったからだ。

そして実際にそうなった。最高のレベルにある時には、イスコは本当に素晴らしい。プレーを見られることが単純に喜びである。中盤をコントロールし、前線をリンクさせ、さらにアタッキングサードで決定的な役割をこなす。

これは良いことであるが、一方でイスコがいない時には大きな打撃になってしまうともいえる。すべての部分で少しずつ破綻をきたす。

彼が虫垂炎で倒れてしまったことによって、レアル・マドリーは根幹を失っている。それ以来はゴールなし、勝利なし、5失点だ。