1億ポンドを支払ってレスターを負債から救い、スタジアムを買戻し、成功をもたらした

2010年、深刻な財政難によって、ホームスタジアムを失う危機に瀕していたレスター。

チームは2部で喘いでおり、オーナー変更を希望するサポーターたちは苛立ちを募らせていた。

『キング・パワー』の会長ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏が興味を示し、3900万ポンドでクラブを買収。さらに、スタジアムを買戻し、キング・パワー・スタジアムと名付けた。

それから8年が経ち、レスターは3.5億ポンドの価値があると算定されるまでになった。

このクラブは日に日に安定していった。オーナー着任から4年が経った2014年に2部で優勝してプレミアに昇格。3年以外にトップ5入りを目指すと宣言するも、多くのサッカーファンからは笑い飛ばされた。

だが、2015年にクラウディオ・ラニエリ監督を招聘すると、プレミアリーグで優勝を果たす。レスターを愛する者たちはこの出来事を愛おしさととも記憶することだろう。

翌シーズンには初参戦したUEFAチャンピオンズリーグで準々決勝に進出。ヴィチャイはピッチ内外の貢献において、レスターのキングだった。

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