塩谷司

2017年の夏以来、UAEのアル・アインでプレーする塩谷は現在、3バックの一角の他、右サイドバックで起用されている。

日本代表は先に述べたようにセンターバックは“満席状態”で、右サイドバックにも酒井宏樹が君臨しており、ベンチには室屋成も控える。先日30歳の誕生日を迎えたばかりのDFが入る余地はないようにも思える。

ただ、彼には他の選手にはない“アドバンテージ”がある。アジアカップが開催されるUAEで日常的にプレーしていることと、森保監督が指揮しJ1を3度制したサンフレッチェ広島の中心的なメンバーであったということだ。

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先月、スコールズ級のゴールを記録して話題となったが、現在も開催国枠としてクラブワールドカップを控えており士気は高い。中東の難しさと森保戦術を知り尽くした彼が、最大のサプライズを起こすだろうか。