上田 綺世(法政大学)

「大学ナンバー1」との呼び声が高いストライカー。

今年のトゥーロン国際大会でU-19ポルトガル代表から2ゴールを記録し逆転勝利の立役者に。アジア大会では決勝の韓国戦を含め大会3得点を記録した。

先日行われたインカレ決勝でも法政を42年ぶりの頂点へと導く決勝点を決めたが、そんな彼は元イタリア代表のフィリッポ・インザーギ、元アルゼンチン代表のガブリエル・バティストゥータらに憧れる「昔ながら」の点取り屋。

チームでの機能性や精度には課題が残るものの、スピードとDFラインの裏を突くタイミング、ポジション取りの巧さは絶品で、得点のほとんどはワンタッチ。この年齢にしては末恐ろしいほど「明確な自分の形」を持っている。

現時点でJリーグのクラブから内定を受けていないが、11月には3日間、鹿島アントラーズの練習に参加している。鈴木優磨の後釜になるのは彼かもしれない。