オマール・アル・スーマー(シリア/29歳)

アジア人ストライカーのなかでも最も決定力のあるひとりといえる。

所属するサウジの名門アル・アハリではすさまじい得点力を見せつけ、チームに栄冠をもたらしてきた。

2012年に代表デビューするも、政治的な理由で5年ほど代表から遠ざかる。その後、2017年に代表初ゴールをマークすると、ここまで7得点を記録。今大会でその数を増やそうとしているのは間違いない。

ファハド・アル・ムワラッド(サウジアラビア/24歳)

非常に若い頃から才能に溢れていた逸材で、あのバルセロナのスカウトが接近したこともあったほど。

それを断った彼はアル・イティハドのユースに入ると、そこでプレーを続けている。

昨夏のワールドカップ前にはスペインのレバンテにレンタル移籍するも、出場2試合ノーゴールでサウジに戻った。

ロシアの地でも失望を味わった彼にとって、今大会は実力をあらためて示す場になる。