2季ぶりに1部リーグを優勝したブラジルの強豪パウメイラス。
堅守を誇った昨季のチームが最後に黒星を喫したのは、第15節のフルミネンセ戦。以降はリーグ戦無敗を貫き、最終節のヴィトーリア戦にも勝利。最終的にはリーグ戦23試合連続無敗記録(17勝6分0敗)を打ち立てた。
そんなパウメイラスが1日、2019シーズンに向けたユニフォームを発表。サプライヤーは昨年に公表の通り、13年続いたadidasとの契約が終了。今季からはクラブ史上初となるPumaのキットを着用する。
Palmeiras 2019 Puma Home
Puma製キットの第1弾は、チームカラーのグリーンを前面に押し出したシンプルなデザイン。獲得タイトルの多いパウメイラスだが、エンブレム上には赤い星が一つだけ。これは1951年の“コパ・リオ”(ユヴェントスなど海外チームを招待した大会)優勝チームに敬意を表したものだ。
胸と背中のスポンサーは金融関連企業の「Crefisa」で継続。
袖のトリコロールで、イタリア系移民によって結成されたクラブのルーツを表す。
クラブ誕生当初のチーム名は「Palestra Italia」で、チームカラーはイタリア国旗と同じ3色だった。だが、第2次世界大戦でブラジルは連合国側についたため、イタリアは敵対国に。そのためチームは名前を変え、イタリア色を消した。
コンプリートルックはこんな感じ。パンツはホワイト、ソックスはグリーンで継続する。GKホームはブルーを基調としたデザイン。
ヴィッセル神戸から期限付き移籍中の佐々木大樹はパウメイラスの下部組織に所属し、今月に入り公式戦デビューを果たしている。