『El Mundo』は11日、「PSGのブラジル代表FWネイマールに対し、スペイン税務当局が新たな調査をスタートした」と報じた。
これまで多くのお金に関する裁判を抱えてきたネイマール。
2011~2013年の間に所属していたサントスから得た収入やスポンサーフィーなどに関する税金の支払いを逃れたとして有罪判決を受けた。
またサントスからバルセロナに移籍した際の取引金額が正確に公表されていなかったことから、ネイマールの保有権を持っていた投資会社から訴えられており、その裁判も進行している状況だ。
そして、さらに今回スペイン当局はネイマールがバルセロナに所属していた際、PSGに移籍した際のボーナスに関するものだとのこと。
2017年にネイマールはスペインに183日間居住していることから、その年の全ての収入を同国に申告しなければならない義務があるそうだ。
そして、スペイン財務省はネイマールとPSGとの契約に関する文書を請求したものの、フランスから送られた文書には合意された金額の数字が消されており、それによって「故意に取引額が隠蔽されている」という疑惑が浮上したとも。
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現在は怪我で離脱しているものの、ブラジルのカーニバルでは元気な姿を見せていたネイマール。様々なお金の問題が浮上する中、罰則を逃れることはできるだろうか。