スペインU-19代表、そして欧州王者に

2014-15シーズンに2部で35試合に出場、ダビド・コンチャは5ゴール4アシストを決めた。特にベティス戦の左足シュートは高く評価されている。

期待の若手として注目を集めたダビド・コンチャは、6月末にスペインU-19の代表チームに選出された。

UEFA U-19選手権でスペインは優勝を果たし、ダビド・コンチャはサブの立場であったが4試合に途中出場。タイトル獲得に貢献している。

そして2015年の7月、レアル・ソシエダが契約解除条項に定められた額を支払ったことで移籍が決定。5年間の契約を結んでいた。

ところが、その年にソシエダの監督に就任したデイヴィッド・モイーズ氏が彼を戦力として全く計算していないという不運に見舞われる。そして2部のヌマンシアへとローン移籍することに。

ダビド・コンチャ

「ソシエダに残りたかったことは否定できない。サッカー選手は誰もが高いレベルでのプレーを望んでいる。

しかし他の選手のクオリティを見たとき、難しいことになるだろうと気づいた。昨季やってきたことを考えれば、ここでやれるとも思ったが、最善の手はローンで移籍して足を止めないことだ」

ヌマンシアでは26試合に出場して5ゴールを奪い、翌年にソシエダへと復帰。また出場機会には恵まれなかったが、2017-18シーズンにはバルセロナのBチームにローン移籍することになった。