噂は移籍シーズンの花。あることないこと、ないことないこと、わいわいがやがやと盛り上がるのが酒の肴として最高なのである。

最近は元オランダ代表FWアリエン・ロッベン(バイエルン)がFC東京に加入するのではないかと伝えられているが、今回は、過去にFC東京入りが噂された超大物たちを振り返ってみよう。

パヴェル・ネドヴェド(当時35歳)

伝えたメディア:日刊スポーツなど(2008年2月)
選手の当時の在籍チーム:ユヴェントス(イタリア)

チェコが生んだ稀代のスター。お人形さんのような金髪碧眼と機械のように精密なプレーが特徴で、2003年にバロンドールを受賞した。

そんな彼の獲得に乗り出した…と伝えられたのが、2008年、Jリーグ加入10週年というメモリアルイヤーを迎えたFC東京である。

ネドヴェドはこの年の夏にユヴェントスとの契約が失効予定であり、ヨーロッパ以外でのプレーも視野に入れたそう。そこでFC東京は総額10億円を用意し、彼の獲得を画策していたというのだ。

7月に正式なオファーを送るとの報道であったが、結局ネドヴェドは残留。翌シーズンをもって現役から引退した。