(ピッチ上での特性は?)
「言ったように、フィジカル的にはモンスターだ。明らかに左サイドよりは右サイドのほうがいいと思う。そちらのほうが多くプレーしてきたからね。
彼は守備の点でとてもいい。攻撃においても多くのものを提供できる。
唯一のマイナス面は、彼はすこしアグレッシブさを欠いていることだね。デュエルにおける悪辣さだよ。
私の目から見て、それが彼の唯一の欠点だ。正しすぎるんだよ。とはいえ、マルセイユでの一つ一つの試合で成長しているように見える」
(マルセイユのファンは彼を崇拝している)
「当然だ。我々は彼のような男を崇拝しなければならないよ。ピッチの内外を問わず、常に愛されている。チームメイトに対してもファンに対しても、傑出した態度を見せる選手だ」
(日本代表では、彼はあなたの言葉を伝えられる選手だった?)
「いや、そんなことはない。彼はお喋りな方ではないからね。むしろ話を聞くタイプで、より内向的だ。もっと改善して、もっと話して、もっと役割を果たしてほしい。
マルセイユとナントの試合の前、彼はフランス語でメッセージを送ってきたよ。彼はプレーしていなかったが、私に挨拶をしたがっていた」
(彼は代表ではスター選手?)
「私はそうは言わないね。彼は奥ゆかしく控えめな人物だから、前に出ようとはしない。ただ、ピッチ内では議論の余地がないがね」
(最後に、彼はリーグアンでも最高レベル?)
「確かに、彼は最高レベルの一人だ。フランスに来る前、マルセイユのスカウトとは話をした。私は彼のキャラクターについて意見を述べた。それほど大げさには言っていなかったと思うよ。
彼も私に相談してきた。『躊躇せずに前に進みなさい』と忠告した」
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