『Voetbol International』は25日、「日本代表MF小林祐希とヘーレンフェーンとの契約が延長されるかどうかは、4月1日までに判断される」と報じた。
オランダ・エールディビジのヘーレンフェーンでプレーしてきた小林祐希。現在は2年ぶりに復帰した日本代表に招集され、親善試合を戦っている。
しかしその一方でヘーレンフェーンとの契約は今季限り。2年延長が可能なオプションは付随しているが、クラブがそれを行使するかどうかの期限は4月1日に迫っているという。
小林祐希はEU外の選手であるため、現在厳しい経営を余儀なくされているヘーレンフェーンの給与予算をかなり圧迫しているという。
コストの削減のためにヘーレンフェーンは実際1月にニュージーランド代表MFマルコ・ロハスをセンデリュスクEに放出している。
小林祐希にもデポルティーボ・ラ・コルーニャから関心が寄せられたが、その交渉は結局入札にまで至らなかったそうだ。
すでにクラブではネマニャ・ミハイロヴィッチが小林以外で唯一のEU外選手となっており、さらにチームの中心となっているMFスタイン・スハールスも給与が42万ユーロ(およそ5400万円)と高額であるため放出される可能性が高いとも。
またモルテン・トルスビーはサンプドリアに移籍することが決まっており、今夏のマーケットでは多くの退団者が出るかもしれない状況。
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小林祐希は「クラブとの関係はいい。お互いに話をして、何を望んでいるのか、何が可能なのかを見ていく」と話していたとのことだが、今月末にどんな結論が出されるのだろうか。