カラム・チェンバース(現フラム)

彼も加入前は期待値が高かった選手。だが、これまでは失望に終わっている。

2014年にアーセナルへ移籍したものの、なかなかスタメンに割って入れなかった。加入5年で83試合に出場したものの、感銘を与えるようなパフォーマンスはいまだにない。

ローン移籍したボロとフラムでは確かな戦力になったものの、チームはどちらも降格になっている。無論チェンバースだけの責任ではないが、彼がアーセナルのスタメンになれるのかは疑問だ。

誤解がないように言っておくが、彼がいい選手ではないということではない。しっかりした能力があり、プレミアリーグでもTOP6以外でならうまくやれるだろう。

だが、加入から5年が経ったのだ。アーセナルとしては前に進む時がきた。

サウサンプトンに支払った2000万ユーロ(25億円)を、そのまま取り戻すのは不可能だろう。とはいえ、売却すれば、1000~1500万ユーロ(12~18億円)ほどを得られるかもしれない。