UEFAチャンピオンズリーグ準決勝で激突することになったアヤックスとトッテナム。今季のCLで最もサプライズだった2チームといえる。

ここでは古巣アヤックスとの対決に燃えているはずのトッテナム選手たちを取り上げてみる。

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ヤン・ヴェルトンゲン(ベルギー代表DF)

アヤックス:2006~2012、トッテナム:2012~

昨年のワールドカップで日本代表相手にゴールを決めた万能型秀英ディフェンダー。

アグレッシブな守備と左足でのビルドアップ能力、そして守備的ポジションならどこでもこなすバーサタリティ性は秀逸だ。

アヤックスでは19歳でデビューすると、レンタルを経て主軸へと成長。かつては若さを露呈することもあったが、若くしてキャプテンを任されるなどして成熟していった。

トッテナム移籍時には「スパーズはずっと前からの意中のクラブ」という一途さを見せたほか、ヨハン・クライフ大学を首席で卒業する秀才でもある。

今回の対戦に向けては、親友デイリー・ブリントとの対決を楽しみにしているそう。

なお、彼は19歳だった2007年に父親を亡くしているが、母リアさんとともに父との思い出が詰まったトヨタ・カローラに9年以上も乗っている。