UEFAチャンピオンズリーグの準決勝1stレグでリヴァプールを3-0で一蹴したバルセロナ。
この試合では異次元のプレーでリヴァプールに止めを刺したメッシ、チームを救ったラキティッチの超クリアなどの話題はQolyでもお届けしたところだが、守護神マーク=アンドレ・テア・シュテーゲンの活躍も見逃せないだろう。
見よ、このビッグセーブの数々を!
この中でも注目したいのが折り返しを中央で合わせたミルナーのシュートを、テア・シュテーゲンがいとも簡単に捕球した最初のシーンだ(0:00~)。
後半に入って1点を追うリヴァプールは攻勢を仕掛けており、この場面でも左サイドを完全に切り崩されていた。
もしここで失点していれば一気に流れが傾いていたとしてもおかしくなかったはず。それだけに、弾いたりコーナーに逃れたりすることなく完璧に捕球したこのプレーは、相手の流れを遮断したという意味において非常に大きなものになったといえるだろう。
これまで同胞であるノイアーの陰に隠れがちで、選手としても足元のプレーを評価されることが多かった。しかしGKとして確実にその地位を高めていることは間違いないだろう。