その戦いぶりを一言で表現するなら、「威風堂々」がふさわしい。

6年ぶりにJ1の舞台へ返り咲いた大分トリニータは、10試合を終えて3位と目下躍進中。J3を戦っていた3年前から徐々にチーム力を高め、たどり着いたJ1でもまったく動じず、イレブンは冷静に試合を進めて勝点を奪っている。

今回の当コラムでは、堂々と戦う大分をピックアップ。指揮官の采配や際立つストライカーの活躍などチームの特長を述べていきたい。

基本形は3-4-2-1

大分トリニータ 2019シーズン

上図が今季の基本システムだ。守護神は高木駿で、最終ラインは右から積極的にオーバーラップを仕掛ける岩田智輝、鈴木義宜、福森直也という組み合わせ。

ダブルボランチは前田凌佑とバランス感覚に優れた島川俊郎が務め、ウイングバックは右に松本怜、左は高山薫を軸に三竿雄斗、星雄次が起用されている。多士済々の前線はシャドーにオナイウ阿道と小塚和季、1トップにはエースへと成長した藤本憲明が入る。