かつてサッカーにおいてクロスは最も有効な攻撃の手段であった。現在ではどちらかといえばコンパクトな組み立てが主流であり、ベッカムのような選手はあまり見られなくなった。

ということで今回は『Who Scored』より今季活躍した現代的なクロスの名手を5人選んでみた。

リュカ・ディーニュ(エヴァートン)

バルセロナで実質戦力外となってしまったディーニュだが、今季のエヴァートンでのシーズンは実りあるものになっただろう。

プレミア初挑戦ながらスタメンに定着し、プレミア1位となる一試合平均2.4回のクロスを記録。ライアン・フレイザーやアレクサンダー・アーノルドらにアシスト数では劣るもののクロス数では上回る結果となった。

フリーキックも得意とするなどキックの精度が高く、34歳になったベインズの後継者にぴったりな左サイドバックである。