フランチェスコ・トッティ

イタリアサッカー界のカルトヒーローはデル・ピエロだけではない。ローマの「ワン・クラブ・マン」であるフランチェスコ・トッティもそうだ。クラブに忠誠を誓い続けた10番であった。

2000-01シーズンにはローマにスクデットをもたらした「王子」は、その2年後にレアル・マドリーから大きなオファーを受け取った。彼は本気で退団を考えたと明かしている。

しかし考慮の末に彼は生まれ育ったローマへの残留を決断。2017年に契約延長がないことを伝えられたあとも、他のクラブでプレーする選択肢を拒絶し、オリンピコで現役を離れることを決断した。