タジキスタン

FIFAランク:120位(2019年6月)
愛称:Тоҷҳо(冠)、Шерҳои форсй(ペルシャのライオン)など

旧ソ連から独立した国で同じグループFに所属するキルギスとは国境を接し、南に位置する。中央アジアの中でも最も貧しく、そして新年や誕生日を必要以上に祝うことを禁ずるなど厳しすぎる規律が話題となった。

2014年W杯予選では3次予選に進出し日本とも対戦した。しかし、これは2次予選で戦ったシリアが試合に無資格の選手を出していたために失格となり、代替での出場であった。

2006年にAFCチャレンジカップ優勝を果たすも、近年は2014年大会は予選敗退。アジアカップに出場経験もないし、国力のなさがチーム力のさらなる低下を招いた。

それでも育成は実を結んでおり、2018年のAFC U-16選手権で準優勝。2019年のU-17W杯にチームは本大会出場が決定している。それ以外でもユース年代では結果を残しているだけに若い力がどれだけ出てくるかが鍵となる。

中国資本により経済が活性化しており、サッカー界でもその波はある。例えば、代表のユニフォームサプライヤーは中国のリー・ニンである。

シヨヴシュ・アスロロフ

188cmの身長を誇るタジキスタン代表の壁となるDF。イスティクロル・ドゥシャンベでは国内リーグを毎年のように優勝。国内リーグでの活躍から、2019年よりマレーシアのPKNPに所属する。

パルヴィジョン・ウマルバエフ

中盤の核。ロシアの名門ルビン・カザンの下部組織出身でロシアU-18代表経験があるが、2015年にタジキスタン代表に鞍替えした。いわゆる小柄な攻撃的MFで技術と俊敏性を生かして攻撃にアクセントをつける。