モンゴル
FIFAランク:187位(2019年6月)
愛称:Khökh Chononuud(青い狼)
相撲やバスケットボールの印象が強いモンゴルだが、ブルネイを一次予選で下し初めてW杯二次予選に進出した。FIFAランクはグループFの中でも最下位、苦戦が予選されるがそもそも二次予選に進出したこと自体が喜ばしい。
親善試合を組むことも難しく今年はW杯予選以外の開催が今のところ予定されていない。それでも昨年はラオスに4-1、フィリピンのダバオのクラブチームに2-0と着実にチーム力をつけている。
選手のほとんどは国内組で、国内リーグには日本人も多くプレーしている。代表監督のドイツ人ミヒャエル・ヴァイスはかつて京都パープルサンガでアシスタント・マネージャーを務めたことがある。何かと間接的に日本との縁を感じる。
モンゴルにとってミャンマーは因縁の相手となる。2014年W杯一次予選ではホームで1-0で勝利したもののアウェーで1-2と敗戦し僅か1得点の差で次のラウンドに進めなかったからだ。
注目選手
ナランボルド・ニャム=オソル
モンゴル代表17cap8goalを誇るストライカー。2015年のモンゴルリーグ得点王。180cm超の身長と80kg以上の体重があるフィジカルが武器の本格派。所属するホルムホンが2部降格したため、2018年よりアスレティック220に移籍した。
ガンバヤル・ガンボルド
モンゴルの将来を担うとされるFW。モンゴルU-17~U-23代表の経験があり、6月の1次予選ブルネイ戦でA代表初招集を受けた。2016年よりハンガリーのプスカシュ・アカデミアに移り2018年にモンゴルへローンの形で復帰した。モンゴル初の欧州でプレーしたプロサッカー選手である。