今季大幅に観客数を増やしており、レアル・マドリーもチームを買収したことで話題になったスペインの女子サッカーリーグ。3月に行われたアトレティコ・マドリー対バルセロナは6万人以上のサポーターがスタジアムに詰めかけ、記録を達成していた。
しかし現在選手とリーグの間で大きな問題を抱えている。それは給与の額を巡っての交渉で、1年以上に渡って合意に至っていない。
そして『BBC』によれば、スペインの女子サッカーリーグに所属している選手の93%が現在一斉ストライキを行うことに同意しているそうだ。
プロ契約の選手については、各クラブ側は年額1万6000ユーロ(およそ193万円)の最低賃金を設定しようとしているが、選手側は少なくとも2万ユーロ(およそ242万円)を要求している。
一方パートタイム契約の選手についても各クラブ側は年8000ユーロ(およそ97万円)を提示している一方、選手側は最低1万2000ユーロ(およそ145万円)を求めているそうだ。
ストライキの日付についてはまだ設定されていないとのこと。関係各所に通告するにはおよそ15日ほどかかることから、おそらく11月16~17日に抗議活動が行なわれるのではないかと推測されている。
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