平成から令和へと変わった2019年も残りわずかとなった。

今回は『Transfermarkt』のデータを引用し、今年1月1日から本日まで「評価額・市場価値」の数値を高めた日本人選手TOP5をお届けしよう。

2019年、自らの価値を最も“高騰”させた日本人選手は一体誰であろうか?

5位:冨安 健洋(ボローニャ)

2019年1月の市場価値:600万ユーロ(およそ7.2億円)
2019年11月の市場価値:900万ユーロ(およそ10.8億円)
アップした額:300万ユーロ(およそ3.6億円)

アビスパ福岡時代に16歳でプロデビューを飾った冨安は大器として知られる一人だったが、2018年1月、シント=トロイデンに移籍してから半年間はほとんど出場機会を得られなかった。

しかし昨季、開幕からポジションを掴むと以降の評価はうなぎ登り。今夏は強豪クラブへの移籍も噂されるなか守備大国イタリアを新天地に選び、現在は本職のセンターバックではなく右サイドバックに挑戦中だ。

今回のランキングでは5位となったが、その体格や若さなどの将来性から期待値を含めた評価額は日本人最高峰と言っていいだろう。