今季もマンチェスター・シティの中心的なアタッカーとして活躍しているベルナルド・シウヴァ。3点を先行された先日のリヴァプール戦でも、苦しい展開の中で1点を決めた。
だが、好調を維持している彼は次のプレミアリーグの試合でプレーすることはできなくなった。
原因は9月に発生したSNS上での事件。同僚であるバンジャマン・メンディへの返信で、彼と「Conguitos」というお菓子のキャラクターとを比較するような画像が送られていたのだ。
"- Nadie
- Absolutamente nadie:
- Nadie en el universo:
- Yo: Me apetecen #Conguitos" pic.twitter.com/cao6HmEsV4
— Conguitos (@Conguitos) September 9, 2019
これは投稿から46分で削除されたものの、後にベルナルド・シウヴァは「最近は友人と冗談を言い合うこともできない」とツイートしている。
この行為についてイングランドサッカー協会は調査を進め、今回「1試合の出場停止と5万ポンド(およそ700万円)の罰金」という処分を言い渡したとのこと。
もし意図的な人種差別的発言だったと認められれば6試合の出場停止となっていたことを考えれば、かなり寛大な措置だったといえる。
『BBC』によれば、イングランドサッカー協会の報告書では「選手は人種差別的であることを意図していませんでした。親しい友人との冗談に過ぎないものだったことは明らかである」と書かれているそう。
しかしながら、同時に「これは2名の友人間のプライベートなコミュニケーションではなかった」とも記載されており、SNSを使うことの危険性が示唆されているようだ。