先週木曜日に行われたスペイン対マルタの一戦は、7-0というスコアに。勝敗については誰もが予想できるものだったとはいえ、大きな差がつく結果となった。
前半は2-0で凌いでいたマルタであったが、後半には怒涛の5ゴールを決められてしまい…。
『Marca』などによれば悲劇的な結果となったのはチームだけではなく、マルタの監督を務めるレイ・ファルギア氏もそうだった様子。
試合後の記者会見に臨んだファルギア氏は、なんと「最後の20分は記憶がない」と語った。その理由は頭部の傷から想像できる通り…。
どうやらファルギア氏、カメラには捉えられていなかったものの、後半20分すぎに立ち上がった際、ベンチにこのスキンヘッドをかなり激しくぶつけてしまったそう。
そのためメディカルチームの治療を受けており、まともにピッチを見ることも出来なかったという。
レイ・ファルギア
「最後の20分間はほとんど覚えていない。
我々は世界で最高のチームの一つと対戦した。しかもコーナーキックから4失点を喫した。
スペインは間違いなく我々よりも優れているし、EURO2020に勝つことができるだろう」
と語ったファルギア監督。マルタは9試合を終えてまだ3ポイントしか獲得しておらず、予選突破の可能性はゼロとなっている。