今夏現役を引退し、ユトレヒトのスタッフに就任したスナイデル。アヤックス、レアル・マドリー、インテル、ガラタサライなどでプレーし、数多くのタイトルを獲得した元オランダ代表の名選手だ。

UEFA公式が今年まとめた彼のプレー集は、まさにそのレベルの高さを改めて感じさせるものとなっている。

しかし『Daily Mail』によれば、彼は自身の才能について『FOX』で以下のように話したという。

ヴェスリー・スナイデル

「正直に言って、メッシやロナウドのように100%サッカーに集中していたら、同じような評価を受けていたかもしれない。

しかし、僕はそれをしたくなかったし、後悔もしていない。(才能を)持っていなかったわけではないが、やりたくなかった。

ピッチの内外でサッカー選手としてのキャリアを楽しんだ。クラブレベルではあらゆるトロフィーを獲得できたので、後悔はまったくない。

僕はチームプレーヤーであり、チームとして成功することが好きだった。

2010年に僕がバロンドールを獲るべきだったと言う人もいるが、チャンピオンズリーグに優勝することは個人賞よりも素晴らしいと答え続けている。

もちろんそれはケーキの上のアイス(華を添えるもの)になるが、人々がそう言ってくれるだけで充分満足なんだ」

努力すればメッシやロナウドのレベルに達していたが、それをやりたくはなかった…とのこと。

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