14日、J1参入プレーオフの決定戦が行われ、湘南ベルマーレが徳島ヴォルティスと1-1で引き分け、J1残留を決めた。
J2の徳島はここ17試合でわずか1敗。プレーオフでもヴァンフォーレ甲府、モンテディオ山形を下しており、この試合も勢いそのまま、20分にセットプレーから鈴木徳真が決めて先制点を奪う。
一方の湘南は一週間前のJ1最終節、終了間際の失点で16位となりプレーオフへ。この試合でも先に得点を許す苦しい展開となった。
しかし後半からクリスランを投入したことで攻撃の基準ができ、64分、左からのクロスをそのクリスランがスルー。徳島選手がクリアできなかったボールを松田天馬が流し込み、試合を振り出しに戻す。
昇格のためには勝利が必要な徳島。その後もボールを回しながらチャンスを伺ったがなかなかゴールに迫ることができず、90分の河田篤秀のヘディングシュートもわずかに右へ外れた。
結局試合はそのまま1-1で終了。この一年、誤審や監督のパワハラ問題などに揺れた湘南がなんとか2シーズン連続のJ1残留を果たした。