4位:エマニュエル・ボアテング

バルセロナの2017-18シーズンは浮き沈みの激しいもので、UEFAチャンピオンズリーグでは準々決勝で敗退した。しかしリーガでは無敗を続けており、その立場は盤石であるかのように見えた。そう、レバンテのFWエマニュエル・ボアテングと対戦するまでは。

このときのバルセロナは最初の7試合のうち5回で無失点。その安定感は素晴らしく、リーグの首位を保ち続けていた。無敗のままで迎えた第37節であった。

ボアテングは9分、30分、そして49分にゴールを決め、ハットトリックを達成。さらにエニス・バルディが2点を追加し、レバンテが5-4と勝利を収めたのである。

すでに優勝を決めていたバルセロナであるが、残り2試合という状況でシーズン初の敗北を喫することに。まさかレバンテと若きボアテングにやられるとは、誰も思っていなかった。