昨年末から中国の武漢を起点に流行を広げてきた新型コロナウイルス。現在は欧州で猛威を振るっている。
ユヴェントスのダニエレ・ルガーニやチェルシーのカラム・ハドソン=オドイらスター選手も感染するも、後者はすでに回復。こんなトレーニングの動画も…。
.@Calteck10 looking 💪 pic.twitter.com/WJnoacRGvk
— Chelsea FC (@ChelseaFC) March 17, 2020
ただ、この病気の発祥地である中国ではこれまでプロサッカー選手の感染は一人も出ていなかった。
ところが今回『Infobae』によれば、中国2部リーグに所属している梅州客家のFWドリエウトンが新型コロナウイルスに感染したことが明らかになったとのこと。
ドリエウトンは2011年に長春亜泰でプレーしたあと、中国の4クラブに所属してきた30歳のブラジル人選手。
昨年から梅州客家でプレーし、2019年は27試合で9ゴールを奪う活躍を見せていた。
記事によれば彼は月曜日にバンコクから広州へと飛行機で渡ってきたが、そこで感染が発覚。そのため、梅州客家全体が現在個人隔離されているとのこと。
中国ではこのところ新型コロナウイルスの感染が下火になってきており、延期されてきた中国サッカーリーグは4月半ばに開幕できると考えられてきた。
しかし、ドリエウトンの感染が明らかになったことでおそらくさらにスケジュールが延期される可能性が高くなった…という。