新型コロナウイルスの影響で、世界のサッカー選手たちも自宅待機を余儀なくされている。

先日は、ペナルティーエリア外へ果敢に飛び出すことで知られたコロンビアの伝説的なGKレネ・イギータが「外に出るな」と発信して笑いを誘った。

そこで今回は、GKの家ともいえるペナルティーエリア、つまり持ち場を離れず役割を貫徹する「自宅待機型」のGKを特集してみよう。

ペトル・チェフ

長くチェルシーの守護神として活躍したチェコのレジェンドは、“待機型”の象徴的な存在だろう。

2006年に相手選手との接触で頭がい骨を骨折し、その後ヘッドギアを着用することに。一時はパフォーマンスを落として心配されたがそこから驚異的な回復を見せ、37歳で現役を引退するまで第一線で活躍した。