サッカー選手を評価する要素の一つがタイトルだ。チームをどれだけ大会の優勝に導けるか、それが大きな影響を与えるものだ。

しかし、逆に独特のキャリアを歩んだことによってチームとしてのタイトルに恵まれないまま現役を離れた者も…。

今回は『Sportskeeda』から「トロフィーを獲得せずに引退することになった5名の名選手」をお送りする。

マット・ル・ティシエ

クラブ:サウサンプトン、イーストリー、ガーンジー

イングランドサッカーの歴史上屈指の「ローカルヒーロー」といえる名ストライカー。そのテクニック、スキル、そしてビジョンは際立っていた。PKのスペシャリストとしても有名で、48回のうち失敗したのは1回のみだった。

彼はあまりにもサウサンプトンに忠実であり。アーセナルやトッテナムからの関心を拒み続け、16年間のプロキャリアをすべて愛するクラブに捧げた。したがって、彼は何度も個人賞を獲得しながらも、チームとしてのトロフィーを掲げることはなかった。

ただ、引退後にアマチュア選手としてプレーしたイーストリーで9部リーグ優勝を果たし、35歳で唯一のチームタイトルを獲得している。